障害福祉サービス『移動支援』とは?対象者・利用方法・できることをわかりやすく解説

こんにちは!ピース&ピースの介護大好き専務の西原はやとです!

早速レッツゴー!

 

「移動支援ってどんなサービスなんですか?」

障害福祉サービスの説明をしていると、このような質問をいただくことがよくあります。

障害福祉サービスにはさまざまな制度がありますが、その中でも『移動支援』は、まだあまり知られていないサービスの一つです。

実際に、ご本人やご家族から「そんなサービスがあるならもっと早く知りたかった」という声を聞くことも少なくありません。

今回は、移動支援とはどのようなサービスなのか、実際の支援内容も交えながらご紹介します。

 

移動支援とは?

移動支援とは、一人で外出することが難しい障害のある方に対して、ヘルパーが付き添い、安全に外出できるよう支援するサービスです。

この制度は、市区町村が実施する『地域生活支援事業』の一つで、利用できる内容や対象となる方は自治体によって異なります。

対象となるのは、日常生活に必要な外出だけではなく、余暇活動など社会参加につながる外出も含まれます。

例えば、

・買い物
・散歩
・映画鑑賞
・イベントへの参加
・外食
・美容室
・図書館
・美術館や博物館
・趣味活動 など

地域の中で生活し、さまざまな経験を積むための外出を支援する制度です。

 

僕たちが実際に行ってきた移動支援

僕自身、これまで数多くの移動支援に携わってきました。

保育園へお迎えに行き、お母様がお仕事から帰宅されるまで公園で遊んだり、散歩をしながらサッカーをしたり、映画館で映画を観たり、美術館や博物館へ出かけたり。

一日かけて目的地まで一緒に歩いたり、銭湯へ行ったり、買い物や外食を楽しんだりと、本当にさまざまな支援を行ってきました。

利用者様によって「やりたいこと」や「行きたい場所」は違います。

その一つ一つに一緒に経験を積み重ねていくことも、移動支援の大切な役割だと感じています。

 

移動支援の目的

移動支援は、「どこかへ連れて行くサービス」というイメージを持たれることがありますが、実際にはそれだけではありません。

一人では難しかった外出を、ヘルパーと一緒に経験することで、買い物や余暇活動、地域でのさまざまな体験ができるようになります。

そうした経験を積み重ねることは、社会とのつながりを持つ機会になったり、社会性を育んだり、新しいことに挑戦するきっかけになることもあります。

また、本来その方が持っている力があっても、障害や環境などの理由によって行動の幅が狭くなってしまうことがあります。

 

移動支援は、その制限を少しでも減らし、「行ってみたい」「やってみたい」という気持ちを実現するための支援でもあると私は考えています。(ここ1番強調したいとこです)

「できないことを代わりにする」のではなく、「できることや経験できることを増やしていく」。

そんな視点が、移動支援には大切だと思っています。

 

利用したいと思ったら

移動支援は、とても便利な制度ですが、まだ十分に知られていません。

もし、

・一人で外出することに不安がある
・買い物や余暇活動を楽しみたい
・家族だけで外出を支援することが難しい
・地域の中でさまざまな経験をしてみたい

このような場合は、一度相談してみることをおすすめします。

まずは、お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口へ、

「移動支援を利用したいのですが、対象になりますか?」

と相談してみてください。

対象となる条件や利用できる内容は自治体によって異なりますが、相談することで利用につながるケースも多くあります。

「こんな制度があるんだ」と知ることが、新しい一歩につながるかもしれません。

 

※移動支援の利用条件や利用できる内容は、市区町村によって異なります。詳しくは、お住まいの自治体の障害福祉担当窓口または相談支援専門員へご確認ください。