こんにちは。ピース&ピース専務のはやとです。
埼玉県で、訪問したケアマネージャーの女性が命を落とすという、とても痛ましいニュースがありました。
介護の仕事をしている人間として、このニュースはかなり胸にきました。
もちろん、どんな理由があっても暴力は絶対に許されるものではありません。
ただ、この事件について思うのは、ニュースに出ている部分って、本当に一部分でしかないんやろなということです。
実際には、この背景に、
介護疲れ。
孤立。
家族関係。
お金の問題。
将来への不安。
精神的な限界。
そういう色々なものが積み重なっていた可能性もあるんやと思います。
もちろん、それが理由になっていいわけではありません。
でも、介護現場って、本当に色々な感情や現実と隣り合わせなんですよね。
ケアマネージャーは、色々な間に立つ仕事
ケアマネージャーは、ただサービスを組む仕事ではありません。
本人さんの思い。
家族さんの思い。
制度の限界。
現場の状況。
その間に立ちながら、調整していく仕事です。
時には、
「もう限界や」
「どうしたらいいん」
「なんでこんな制度なん」
そんな言葉を聞くこともあります。
介護が長くなればなるほど、家族さん自身も疲弊していく。
だからこそ、介護現場というのは、常に感情と隣り合わせなんやと思います。
自分たちも、決して他人事ではありません
今回はケアマネージャーさんの事件でした。
でも、介護は全てのサービスにおいて、同じようなことが起こる可能性があると思っています。
訪問介護。
デイサービス。
施設介護。
ケアマネージャー。
相談支援。
どのサービスでも、人と人が深く関わる以上、感情やストレス、不安と隣り合わせです。
特に訪問系の仕事は、利用者様のご自宅へ一人で訪問します。
その家の空気感。
家族関係。
精神状態。
そういうものを感じながら支援する場面も少なくありません。
僕自身も、この仕事をしてきた中で、本当に色々なことを経験してきました。
怒鳴られること。
理不尽なこと。
危険を感じる場面。
もちろん、全ての利用者様やご家族様がそうではありません。
本当に優しく、感謝してくださる方もたくさんいます。
でも、介護現場には綺麗ごとだけでは済まない現実があるのも事実です。
だからこそ、このニュースを見ても、当然他人事とは全く思えませんでした。
実際、和歌山でも虐待件数は増えています
ちなみに、僕たちの会社がある和歌山県でも、高齢者虐待の件数は増えてきています。
これは決して、特別な誰かだけの問題ではないです
真面目な人ほど抱え込み、頑張る人ほど追い込まれていく。
だからこそ、
「一人で抱え込まないこと」
これが本当に大事なんやと思います。
綺麗ごとだけではやっていけない仕事
介護職は、「人のために」と頑張れる人が多いです。
でも、綺麗ごとだけで続けられるほど簡単な仕事ではありません。
危険を感じる力。
相談すること。
チームで共有すること。
無理をしすぎないこと。
こういうことも、本当に大事なんやと思います。
だからこそ、事業所全体で支えることや、相談できる空気感ってすごく大事なんやろなと思います。
この仕事と、改めて向き合う
介護は、人の人生に深く関わる仕事です。
だからこそ、綺麗ごとだけではやっていけない現実もあります。
それでも、
誰かの不安を少しでも減らしたい。
安心して生活してほしい。
そう思いながら、現場で頑張っている人がたくさんいます。
僕たち自身も、この現状をしっかり踏まえた上で、改めてこの仕事と向き合っていきたいと思います。
今回亡くなられた方のご冥福を、心よりお祈りいたします。